聴講レポート『小児歯科の基礎知識』6期2日目

 

 

 

講義の内容は、小児歯科としての取り組み、基礎知識、保護者に対しての取り組みなど盛りだくさんでした。

 

 

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楽しく知識を教える

子供たちが楽しく知識を得られるように、子供たちに身近なジュースのペットボトルの中にスティックシュガーを入れどれだけの砂糖が入っているか目でわかるようにしたり、子供たちが触れる媒体を作ったりと子供たちが来たくなる仕組み作りをたくさん行っていることを知りました。

 

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悩みを共有

子供だけでなく、前は治療できなかったが出来るようになった子の保護者の方にアンケートを書いてもらい冊子にして置いておく事で同じ悩みや心配事を抱えた保護者の方の不安を少しでも和らげようと保護者の方に気持にも寄り添う工夫をされている事にも驚きました。歯科治療、予防共に保護者の協力が不可欠の為母親教室では毎回同じように話すのではなく、一人一人の子供のお口の状態とからめながお話する事で保護者にもわかりやすく、興味をもってもらえるような工夫がされていることが印象的でした。

 

 

  

子供の集中力は『年齢+1分』

基礎知識として、子供の集中力は『年齢+1分』なので長くするのではなく、泣きながらでもぱっとしてぱっと終わるようにする。チェアーに座れない子供には膝上診療を活用するなど明日から診療で使える事ばかりでした。膝上診療なら保護者に子供の両手を握ってもらう事で安心感を与え、片手を軽く下顎に触れるだけで起き上がりにくくなるというポイントがとても勉強になりました。

 

 

 

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やる気にさせる4つのスイッチ

子供たちをやる気にさせる4つのスイッチは、

・子供は競争したがる

・子供は真似したがる

・子供はちょっとだけ難しいことをやりたがる

・子供は認められたがる

 

子供と歯科衛生士で毎回1つ次までの約束事を決めて、子供をやる気にさせる。

 

子供のパノラマでは大人のパノラマとは違い最低限読み取らないといけないこと、下顎第一大臼歯は注意してみることが勉強出来ました。そしてリスクや考えられることを事前に保護者に伝える事で信頼関係も築いていけることが解りました。

 

現代は子供10人のうち7~8人が歯列不正だといわれているので子供たちの行動をしっかり観察して癖にも目を向けて行く必要があることが知れました。

 

 

 

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泣きじゃくる子供に毎日どうしたらいいのか解らず

 私が勤めている歯科医院は子供の患者様が多く来院して下さるのですが、私は今まであまり子供と接したことがなかったため子供が苦手でした。保護者への説明、泣きじゃくる子供に毎日どうしたらいいのか解らず私の方が泣きたいぐらいでした。このままではいけないと思い、テンダースペースにサポーターとして参加させてもらいました。

 

 更谷さんの講義は勉強になることばかりでした。子供のパノラマは最低限読み取らないといけないことなど私が知りたかったことが知れました。教えてもらってからはパノラマの読み取らないといけないことを頭に入れて見るようになったので、見方も変わりました。

 

なにより今までは子供が診療中に泣かないようにとばかり考え、将来のことまで考えていませんでした。しかし今は、笑顔で帰ってもらって『子供たちの心に貯金を』し歯科医院を好きになってもらい、口の中に興味を持ってもらって、子供の成長のお手伝いをしたいと思えるようになりました。

 

講義のおかげで、毎日の仕事に新たな目標が出来たのですごく嬉しいです。ありがとうございました。

 

 

 

1期生 池下 侑里